2022年12月6日
90歳になる主人が、先月21日お彼岸の時に亡くなりました。
主人の体調が悪くなったのは、今年に入って・・・。2月半ばになって大学病院で90歳という年もあって治療をあきらめたほうが良いと言われ、家で訪問看護、訪問医療を受けて自宅で看取ることに決めました。すぐに介護保険などを利用して、家でできることは全てしようと動いたのですが、なかなか時間がかかってしまって、すぐにできたのは、家の中に手すりを付けて、歩きやすいように。そして、医療用ベット、簡易トイレ、などなど用意しましたが、手続きの関係で訪問看護、訪問医療を受ける日がなかなか決まらない。今思えばその時はが一番辛かったかな?
2月の終わりから、看護師さんは毎日来てくれて、ドクターも決まり、その人たちの力を借りて、家で病気との付き合いが始まりました。しかし、年も年・・・日に日に体調が悪くなり、昨日できたことが今日はできない・・・と、あれよあれよという間に悪くなっていく中、亡くなる前の日には、娘や孫と話をして、孫からの絵のプレゼントをもらって、喜んでいたのですが、その夜から急変して、翌日21日夕方5時過ぎに私と二人きりの時に亡くなりました。家で二人きりだからこそ最後に70歳のおばあさんが90歳のおじいさんいに「好きだよ」と言って送ってあげることができたのかな・・・と、思っています。
親が亡くなった時は本当に悲しかったのですが、主人となると別の悲しさ辛さがありますね。