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友人の肺がん(Ⅱ)

友人の肺がん その後

前回は、肺がんと診断された友人が、ガンに効果のあると言われている「民間治療」を受けることによって、病状は悪化し、ガンではなく衰弱死をしてしまいそうになり、大学病院になんとか入院できて命は取り留めたところまで書きましたかね。
ひどい話です・・・本当にひどい・・・。
私が「癌」と付き合っている30年くらい前にも、そんな話は良く聞きました。少しも進歩がないいですね。
友人は大学病院に入院をして、からは、少しずつ元気に・・・
入院するまでは、吐き気がすごく何も食べられない状態が続いていたのですが・・・その吐き気の原因はなんと「ナトリウム」不足だったそうです。

ナトリウムと肺がんの抗がん剤「イレッサ」で何とか危機を脱却・・・さらに声にも力が入ってきて、退院も出来たのですが??
今までの民間療法の結果からなのか、一切健康食品を飲まないでほしいと先生に言われて、健康食品を飲まなくなってしまいました。

でも、食事が思うように取れないので、私は本当にあくまでも食事の補助と思って勧めたものですら、NO。

 

今は、イレッサと色々な症状を抑える薬と少しの食事だけ・・・退院してやっと1ヵ月になろうとしているのですが、副作用で下痢が止まらない(水便》らしく、病院で出た下痢止めを飲まないと、歩くだけで漏れてしまうほど酷く、体に力が入らないと・・・。

脱水と栄養失調にならないようにと言ったのですが、私には何もできない。
病院で、「ビオフェルミンなら飲んでいる方もいますよ」と勧められたらしい。
癌は、自分の糖質を栄養としているといわれるので、ある意味では食べないのも一つには癌対策になるのかもしれないのですが、「癌」に命を取られる前に、栄養失調で命を取られそう。
でも、病院には点滴があるから大丈夫?点滴決していいわけないですよね。
「癌」に、ただ栄養をあげているようなものではないでしょうかね?
せめて、それに多少でも口から入る「総合栄養」とか「腸に働きかける」健康食品を飲んでも良いといってほしい。

癌に効果のあるもの、免疫を上げるものではないのだから・・・と思うのですが、今は「健康食品」は薬に近い様な状態だからいけないんですよね。

そうそう、癌に効果がありますという健康食品の中で、私の経験から絶対に飲んでほしくない健康食品たちがあります。体が弱っている場合は、本当に死期を早めることもあります。

それは「高濃度・・・」の表記されていたり、これは「高濃度」だから「癌に効果」があるのよ。は、危険!!

弱っている体に高濃度のものを入れても吸収はできません、それどころか体内で分解できないので体に負担がかかってしまいます。考えてみてください、熱を出したり体調が悪いときに栄養があるからって、「うなぎ」食べませんよね。体調は悪い時は「おかゆ」に「梅干し」が定番。欧米などではオーミルか野菜スープ。

 

 

確かに、長期間「癌」と共存するつもりで飲む「健康食品」の飲み方もあると思う、そしていつか「癌」に勝っている人も私を始め数人の友人がいます。それは特別の事・・・。
現代医学の治療と健康維持の為の「健康補助食品」は一緒にはダメなんですかね。
お互いの良いとこどりをして、患者さんが少しでも元気になってくれるのが一番ではないのかな?
私は、今年になって友人が心配
もちろん、現況の「肺がん」が一番ですが、その前に体が耐えられないのではないかと?
ウーン、確かに「民間治療」の先生はひどかったのですが、もしかすると、あまり変わらないのかなーなんて?

どちらも、治療方法を見て、本来の患者さんを見ていないのかな?