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弱毒の菌が怖い?

日和見菌って・・・? 結構怖い!

私たちが健康であれば、怖くない日和見菌。

 

 

この頃、乳酸菌等のCMでも、良く日和見菌がいて、善玉菌と悪玉菌で綱引きをしているということが言われるようになりました。

私は錯覚をしていました。
日和見菌って、名もない調子の良い菌と思っていたのですが、名もあるしっかりした菌の事だったんです。

『日和見菌・・・』私たちと共存できる弱毒の菌

日和見菌と上手に付き合っていくには、免疫を上げることも大切ですが、体の中だけでなく肌などすべての善玉菌を元気にすること・・・もちろん環境もですかね。

 

★ふだんは病原性がないか、またはあっても毒性の弱い微生物が、宿主の免疫能力が低下したときに感染症を引き起こすこと。

 

弱毒菌とは、一般に毒力が低くて病原性の弱い菌のことで、実際には広く健康な人では病気をおこすことはまずない微生物を意味している。
細菌では緑膿(りょくのう)菌、霊菌、非定型抗酸菌など、ウイルスではサイトメガロウイルスやヘルペス群ウイルス、真菌ではカンジダやアスペルギルスなど、原虫ではトキソプラズマなどがそれぞれ代表的である。

ヒトの気道や消化管内に常在している通常は非病原性の細菌のある種のものは,ヒト側の細菌に対する抵抗力が衰えたときに感染症を引き起こす。これらの細菌を平素無害菌と呼び,この感染を日和見(ひよりみ)感染と呼ぶ。…

 

日和見感染 [Oportunistic infection]

ふだんは病原性がないかまたはあっても毒性の弱い微生物が、宿主の免疫能力が低下したときに感染症を引き起こすこと。
悪性腫瘍(ガン)、血液疾患、代謝不全、その他の種々の薬剤投与などによって免疫が低下した場合(常在菌の場卵子が崩れた場合)、常在している微生物によって二次的な感染がおきることがあるといわれています。

このような感染を日和見感染といい、この感染は感染体よりむしろ宿主側に多くの要因があり、複数の微生物の感染による場合が多く、病原体として特定しにくいことが特徴である。

このような感染をおこす細菌には大腸菌、肺炎桿菌、エンテロバクター、セラチア、プロテウス、ヘモフィルス、シュードモナス、表皮ブドウ球菌、バクテロイデスなどがある。また、真菌にはカンディダ、アスペルギルス、ノカルジア、クリプトコッカス、原虫ではトキソプラズマなど、ウイルスではヘルペスウイルスや肝炎ウイルスなどがあり、近年、問題視されるようになった。
(三省堂 大辞林参照)

 

『ウィキペディア』より

「細菌性日和見感染 非結核性抗酸菌症
MRSA感染症
緑膿菌感染症
レジオネラ肺炎
セラチア感染症

真菌性日和見感染 カンジダ症
クリプトコッカス症
ニューモシスチス肺炎(旧カリニ肺炎) – ニューモシスチス・イロベチイによるもの。学名変更によって改名された。
接合菌症

ウイルス性日和見感染 ヘルペス
サイトメガロウイルス感染症
進行性多巣性白質脳症

原虫性日和見感染 トキソプラズマ症
クリプトスポリジウム症
まだまだ、色々いるようです。