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叔母の大往生

先日、私の101才になる叔母が亡くなりました。

病院に入院することなく、ホームに入ることなく、家で亡くなりました。
いとこの話では、亡くなる前の日の夕食はしっかり食べて、その朝もなんとチーズトーストを食べたそうです。
当然、食べるといっても1枚の4分の1・・・それもすごいと思うんです。
そして、お昼過ぎに見に行くと亡くなっていたとのこと。

大往生・・・です。


家で見るということは、家族が大変だったと思うのですが・・・病気ではなかっらので、介護らしい介護はしていなかったと言っていましたが、普通に生活できないのですから、大変は大変だったと思います。
又、火葬場で叔母のお骨をみて、担当の方がお年の割には「骨がしっかりして多いですね」と。

さすがです。

我が家には、まだ元気な92才の母、89才の主人といるのですが、私たちの方が負けそうです。

化学がまだ発達する前に成長期を過ごしてきた人のすごさでしょうか。
化学は、私たちの生活を便利にしてくれたと同時に、科学で立証されたものが安全。
化学で立証されないものは危い・・・?
化学万能の時代・・・
自然をちょっと疎かにしてきた私達の時代。
私、叔母の様に大往生できる自信がない・・・でも子供たちに迷惑かけないよう生きて痛いね。

化学は素晴らしい、でも、上手に利用することと同時に昔ながらの物などを大切にすることを忘れてはいけないと思う。
良いとこどりをして、点滴を打ちなが「さようなら」したくないから。

「生き方」を改めて考えさせられた叔母の死でした。