2022年12月6日
「ぬか漬け」で発酵を見てみる
手を入れてかき混ぜてから24時間たった「ぬか」に手を入れたときのぬかの状態を写真に撮ってみました。
いつもは10数時間で手を入れるのですが、今回は24時間待ってみました。
上の方は、酸化して色が変わり「悪玉菌」がいっぱい。このままにしておくとか「悪玉菌」が優位になって「ぬか」腐敗してしまいます。下の方の「ぬか」は、『善玉菌』でいっぱい・・・「ぬか」の色がこんなに違います。
上の悪玉菌を捨てずにかき混ぜても・・・善玉菌が優位になって発酵が進みます。
しかし、空気に触れているところは雑菌がいっぱいいるのでどうしても悪玉菌の温床に、しかし毎日手をいれるだけで発酵は止まらず、善玉菌優位のおいしい「ぬか漬」けができます。
家でぬか漬けをつけると長期旅行に行くのが大変。もし、「ぬか」の上が酸化、そして『悪玉菌』の温床になっているところに…汚いと言って除菌水をかけたら…すぐに「ぬか」は全滅してしまいます。
私たちの体の「常在菌」も「ぬか」と同じです。
上手に、常在菌を元気にしていくことが大切。